神戸といえば、異国情緒溢れる港町。オシャレでインスタ映えするスポットや観光スポットの多いイメージですよね。
でもそれだけではありません。神戸ならではのご当地グルメもたくさんあるのです。
今回は、ご当地神戸で絶対に食べておきたい絶品グルメを6選紹介します。
ぜひ神戸に行ったことがない場合やこれから行かれる場合の参考にしてくださいね。
神戸市のある兵庫県は、日本海・瀬戸内海・太平洋に面していて、さらに中央は山間部とさまざまな食材が揃う地域です。
神戸の素敵な景色を見ながら、ご紹介する絶品ご当地グルメを食べないのはもったいないです。
神戸発祥のおいしいパンやお土産にぴったりのお菓子も合わせてご紹介しますので、ぜひ最後までご覧ください。
神戸ご当地グルメは豊富な食材で絶品グルメが多数ある
神戸には言わずと知れた神戸牛や、絶対食べておきたい絶品グルメが6つあります。
神戸市には、オシャレな洋館が並ぶ異国情緒のあるエリアやランドマークが揃う開放的なウォーターフロントの景色。
また美しい景観がなんとも言えない都心部などインスタ映えな魅力がたくさんの町です。
さらに、自然豊かで最高の眺望が魅力の山や豊臣秀吉も愛した歴史と情緒のある温泉街も素敵です。
そして人情味あふれる下町やのんびりした雰囲気の里山など、さまざまな表情を持つ地域です。
ぜひそんな、いろとりどりの神戸の表情をご当地グルメと共に楽しんでみてください。
それでは早速ご紹介していきます!
神戸牛はご褒美グルメにぴったりの高級和牛
神戸のご当地グルメといえば、言わず知れた神戸牛があります。
神戸という名前が付いている肉ですが、こちらは神戸市の牛ではないのです。
兵庫県産の但馬牛(たじまうし)の中でも、厳しい基準をクリアした肉だけに、「神戸牛」というブランドが与えられます。
神戸牛は、但馬牛というブランド和牛の中でもさらに、最も厳しい基準をクリアしているお肉なだけに最高品質が保証されています。
お肉好きの私には、たまらない絶品グルメです。
ステーキ、焼肉、しゃぶしゃぶ、すき焼きなど美味しく食べる食べ方はたくさんあります。
口溶けの良い脂の甘みで、サシの入った霜降り肉の神戸牛は、やっぱりステーキで味わうのがおすすめです。
ちょっとお値段が高いので、なかなか気軽に食べることは難しいですよね。
でも、せっかく神戸に行くのなら、ぜひステーキで食べてみてくださいね。
ぼっかけめしは神戸の下町発祥名物メニュー
神戸の下町発祥のご当地グルメには、ぼっかけめしがあります。
牛すじとこんにゃくを甘辛く煮込んだぼっかけをご飯と一緒に炒めて食べる下町グルメです。ぼっかけ丼として提供しているお店もありますよ♪
さらに、ご飯と焼きそばを一緒に炒めて、ソースで味付けをしたそばめしも絶品です。
そばめしに、ぼっかけやキムチ、ホルモンなどをトッピングしたものもおすすめなのです。
他にもぼっかけうどんやぼっかけお好み焼きなどもあるようなので、ぼっかけはポテンシャルの高いグルメのようですね。
豚饅頭は100年前から語り継がれる伝統の豚まん
神戸は、豚まんの発祥の地であり、その誕生の歴史はなんと100年以上前に遡るのだとか。
現在では、神戸市内だけではなく、多くの豚饅専門店や中華料理店が、豚まんを提供しています。
世代を超えた定番の神戸のご当地グルメとして人気です。
中の具材が濃厚なものからあっさりしたもの、皮のもちもち感など、各お店によって売りにしているポイントが違います。
ぜひ、色々なものを試してみて、あなたのお気に入りの豚饅に出会えるといいですね。
鯛めしは鯛のうまみを余すことなく存分に楽しめる
明石市を代表する魚介の一つでもある鯛を使用した鯛めしが有名です。
明石で獲れ鯛をショウガや昆布と一緒に炊き込んだ絶品の郷土料理です。
鯛と一緒に炊き込むことで、ご飯に鯛の出汁が染み込んでいるので、想像するだけでもう美味しそう。
ふっくらと炊き上がったご飯に鯛の身を乗せていただきたいですね。
鯛から出た出汁が染み込んだご飯を食べずに、魚が苦手と言うのはもったないです。
明石鯛の美味しさが詰まった鯛めしを余すことなく食してみてください。
明石焼きはお出汁で食べるタコ入りの玉子焼き
神戸のご当地グルメは、タコを使った名物料理の明石焼きが有名です。タコは明石市で獲れる身が引き締まったタコなんです。
見た目はたこ焼きのようですが、また一味違った食べ物です。
明石焼きは、卵と出汁をたっぷりと使用した柔らかい生地で作られます。
地元では「玉子焼き」とも呼ばれて親しまれています。
また、たこ焼きのようにソースで食べるのではなく、和風の出汁に浸して食べます。
ソースを使用せず和風出汁で食べる明石焼きは、あっさりとヘルシーで何個でも食べられちゃいそうですね。
ビーフシチューにオムライスなど安定の洋食
神戸のご当地グルメは、ビーフシチューやオムライス、ビーフカツレツなどの洋食が定番です。
神戸で洋食文化が盛んになったストーリーの一つとして、神戸開港の時代の出来事があげられます。
外国航路を行く船のコックさんが、自身のソースやブイヨンを使用し、神戸で洋食のお店を開いたことが始まりとのこと。
老舗の洋食店などでは、先代たちから引き継いだソースを継ぎ足しながら使用しているところもありますよ。
オムライスやビーフシチューなど、家庭で作られる方も多いかと思いますが、やっぱり洋食屋さんで食べるものは別格ですよね。
本場の洋食の味を知らないままではもったいないですよ。
私も神戸に行ったら、絶対洋食店へ行って、ビーフシチューを食べたいと思っています!
神戸の老舗洋食店なら、どこに行ってもおいしいとの口コミ多数なので、ぜひチャレンジしてみてくださいね。
神戸ご当地パンは神戸市民が築き上げた歴史
神戸のご当地パンには、有名なあん食パンや食べてほしいおすすめが3つあります。
総務省の調査によると、2020年から2022年までの食パン消費量は、神戸市が1位なのです。
パンを愛し、全国的にも京都に並びパンを食べる神戸市民が築き上げてきたおいしいパン文化は誇らしいですね。
ぜひパン好きな方もそうでない方も、神戸に行かれた際の参考にしてみてくださいね。
あん食は神戸のご当地パンの代名詞
神戸のご当地パンといえば、有名なものにあん食パンがあります。なかでも、「トミーズ」さんのものが有名です。
小豆を使用した粒あんを、生クリームの入ったふわふわのパン生地に混ぜ合わせた新感覚の食パンです。
そのままでも、もちろん美味しいですし、あん食パンにバターを乗せてトースターで少し焼いて食べても絶品!
神戸のあん食パンを元に、各地でもあん食パンが販売されていますが、やはりご当地の食パンをご賞味ください。
秘密のケンミンショーでも取り上げてる有名なパンなので、甘いもの好きさんもそうでない方も、一度お試しくださいね。
アベックはクリームがおいしいローカルなパン
神戸のご当地パンには、兵庫県限定のローカルパン「アベック」というパンがおすすめです。
こちらは、パンを半分に割り、多めのクリームを挟んだ上からチョコレートをかけたパンのことです。
気になるお味は、クリームとチョコレートで想像の通りの甘〜いお菓子パンです。
定番の組み合わせで、間違いないのであっという間に完食できちゃうパン。
このパンは、兵庫県の地元企業さんが作っているパンなので、兵庫県だけでの販売です!
地元のスーパーなどで販売されています。
ぜひ、神戸に行かれたら、ご当地でしか買えないローカルパンをご賞味くださいね。
牛すじ煮込みカレーパンはハズレなしの惣菜パン
神戸のご当地パンには、ハズレなしの牛すじ煮込みカレーパンがあります。別名ぼかっけカレーパンとも呼ぶそうです。
神戸の牛すじ煮込みカレーパンをただのカレーパンだと思っていると大間違いです。
先ほども出てきた、牛すじとこんにゃくを甘辛く煮込んだぼっかけとカレーを合わせたものを具材としています。
パンの皮のカリッとカレーのトロッと牛すじとこんにゃくのぷりっと食感が楽しそうですね。
「松本家の休日」でも紹介され、兵庫パンコンテストで神戸市長賞や全国ご当地パン祭りで入賞するなど、かなりの実力派です。
ご飯としてももちろんおすすめですし、濃いめの味でビールにも良く合うので、お酒のおつまみにも、ぴったりですよ。
もちろんパン屋さんで購入することもできますし、お取り寄せもできるようです。
お取り寄せは、冷凍なのですが、自然解凍してトースターで焼くことで、パン生地のカリカリを再現できちゃいます。
私もカレーパン大好きなので、多めに買って、ストックしておきたいですね。
神戸のご当地お菓子で品のある洋菓子5つ紹介
神戸のご当地お菓子には、有名な神戸プリンや、テレビや雑誌で取り上げられた人気のお菓子が5つあります。
神戸のご当地お菓子は、やはり洋菓子が多めです。こちらも洋食文化と同じで、神戸開港が関係しているようですね♪
洋菓子の基盤が築かれたのは、大正時代。来日したM・ゴンチャロフ、F・モロゾフらが、本場の洋菓子作りを神戸に持ち込み広がりました。
持ち込まれた洋菓子の技術に見惚れた、日本人の職人さんたちの創意工夫と努力を重ねた結果、神戸独自の洋菓子文化が出来上がったのです。
甘い洋菓子大好きな私からすると、洋菓子を発展させてくれた神戸の人ありがとうという気持ちでいっぱいです。
洋菓子の本場で、洋菓子を食べないなんてもったいないですね。
定番のプリンやチョコレートなどお土産にもぴったりな神戸のご当地お菓子をぜひ参考にしてみてくださいね。
神戸プリンはシンプル素材で作られた懐かしい味♪
神戸のご当地お菓子で有名なものといえば、神戸プリンがあります。
洋菓子の王道と言われて思い浮かべるものの1つですが、神戸の定番お土産でもあります。
こちらのプリンは、卵と乳製品、砂糖のシンプルな材料で作られています。
素材を生かした、優しい甘さであり、どこか懐かしい味がするお菓子です。
なんと神戸プリンは、カラメルソースが別添えなので、お好みの量を調整できるのもメリットです。
子供はカラメルが苦手だったりするのでとっても嬉しいポイントですね。老若男女と幅広く愛される洋菓子です。
賞味期限も120日と長く、神戸駅などでも販売しているようなので、お土産にもぴったりですね。
リーフメモリーは葉っぱが可愛い小さなチョコレート
リーフメモリーとは、葉っぱの形をした神戸で人気の小分けのチョコレート菓子です。
切り分けが必要だとか、保存が効かないとか、食べるのにお皿が必要だったりすると職場で食べるのにはやや不便ですよね。
葉っぱの形をした小さなチョコレートが、可愛い包装で包まれているのです。小分けなので、職場で配るのにもぴったりです。
その点、こちらは1つひとつも小さく、職場でもパクッとこそっと食べられるので、私は嬉しい差し入れの一つです♪
さらに1つの包装に味の異なる3種類のチョコレートが包まれているので、いろいろ食べたい人にもおすすめです。
ミルク・ホワイト・モカの組み合わせや、ダーク・抹茶・ミルクの組み合わせなど3種類の組み合わせも豊富に準備されています。
いろいろな組み合わせで包装されているので、食べるたびに何の組み合わせでチョコが入っているのかワクワクしちゃいますね。
デンマークチーズケーキは温めてチーズをのばすべし!
神戸のご当地お菓子には、神戸で有名な観音屋のデンマークチーズケーキがあります。
上質なデンマーク産のチーズを使用し、こだわりの配合で作られたケーキは、別名「あつあつチーズケーキ」とも呼ばれています。
どんなチーズケーキかと気になりますよね!こちら、トースターなどで温めると上に乗っているチーズがとろっとろにとろけるのです!
びよ〜んと伸びる濃く深い塩味の効いたチーズは見て楽しい、食べて美味しいの幸せお菓子です。
デンマーク産のチーズは、香りとコク、風味などもしっかりありますが、すっきりとした味わいが特徴であげられます。
そのチーズを土台のスポンジ生地と一緒に口の中に入れれば、程よい塩気とほのかな甘味の最高のバランスが口に広がります。
1975年に創業した観音屋さんで作られるデンマークチーズケーキは、発売以来変わらない伝統の味を売りにしています。
私もチーズケーキ大好きですが、温めたものは食べたことがないので、びよーんと伸びるチーズケーキを食べてみたくなっちゃいました♪
テレビなどでも紹介されるデンマークチーズケーキ、ぜひあつあつにして、ご賞味くださいね。
魔法の壺プリンは魔法にかかった食感でトリコになる
神戸のご当地お菓子はテレビなどでも紹介された、大人気の神戸魔法の壺プリンが有名です。
見た目も可愛らしい素焼き壺に入ったとろとろのプリンで、魔法にかかったような食感のプリンです。
しっかり煮詰めたカラメルソースの上に、カスタードが濃厚なプリン。さらに優しい甘さのクリームが乗っています。
食べ進めると3つの味が口の中で混ざり合い、新感覚のプリンです。
冷凍でも販売されていますので、ぜひ1度お試しください。
モンコパンは可愛い四角のガトーショコラ
神戸のスイーツ激戦区で人気なものにガトーショコラを可愛く包んだモンコパンがあります。
モンコパンとは、フランス語で直訳すると“わたしの彼・彼氏”という意味なのだそう。
かわいいネーミングですね。
手のひらサイズの四角のガトーショコラを、可愛くキャンディ型に包み親しみのあるお菓子として販売されています。
チョコレート好きにぴったりのガトーショコラは、常温保存も可能なのでお土産にもおすすめです。
まとめ
- 神戸のご当地グルメには、マストな神戸牛や食べてほしい絶品グルメが6つある
- 神戸のご当地パンには、パン消費量No.1の神戸市が生んだあん食やおすすめローカルパンが3つある
- 神戸のご当地お菓子には、神戸プリンや人気のお菓子が5つある
神戸のご当地グルメは、海に囲まれた地域ならではの食材を使ったものや伝統の洋食グルメなど魅力的なものばかりです。
神戸に行かれた際には、ぜひ今回ご紹介したグルメをご賞味くださいね。
神戸で過ごされる時間が、有意義なものになることを祈っています。
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