鹿児島の美味しいご当地グルメはたくさんありすぎて、すごく迷ってしまいますよね。
こちらでは、鹿児島に行ったら絶対に食べて欲しいご当地グルメをご紹介します。
鹿児島のグルメは本当に多くの美味しいグルメがあり、記事を書きながら私もすぐに鹿児島に行きたいと思ってしまいました。
私自身、どのグルメを食べようか迷ってすぐに決められずに、せっかくの大切な時間がどんどん過ぎてしまった経験があります。
これは大変もったいないことです。旅行中などであればなおさらです。
黒潮と対馬暖流の恵みを受けた鹿児島県の漁獲量はトップクラスですよ。
畜産も活発で、3つの黒と呼ばれる有名なお肉を使ったグルメがとても人気です。
こちらの記事をよんで、食べたいグルメを選ぶ時の参考にしていだだければと思います。
鹿児島ご当地グルメおススメ!食べごたえのあるお肉の料理
鹿児島県には美味しいご当地のお肉が、かごしま黒豚などたくさんあります。
全国的に有名な「かごしま黒豚」や2022年の和牛オリンピックで、2大会連続日本一になった「鹿児島黒牛」です。
また第三の黒と言われる「黒さつま鶏」を使用したご当地グルメも人気ですよ。
多くのお肉料理が楽しめる鹿児島で、しっかり味わって旅の思い出もたくさん作ってくださいね。
西郷隆盛も魅了されたかごしま黒豚
今から約400年前に琉球から鹿児島へ伝わってきたと言われる「かごしま黒豚」を紹介しますね。
鹿児島の偉人である西郷隆盛も「かごしま黒豚」の味に魅了されていたそうです。
黒豚ブランドは鹿児島以外にも存在しますが、鹿児島の黒豚は別格の扱いです。
一般的な豚の肥育期間より1.2倍から1.5倍かけてじっくりと大切に育てられること。
また「かごしま黒豚」を生産するために必要な基準は肥育後期にさつまいもを規格量添加した飼料を60日以上与えることとなっています。
このことで、黒豚の脂肪の質が良くなりさっぱりとした食味になりますよ。
かごしま黒豚王道の食べ方はしゃぶしゃぶ
薄くスライスしたかごしま黒豚の肉を出汁にくぐらせて食べる、ごまかしの効かないシンプルな調理法です。
かごしま黒豚本来のもつ肉の旨味を存分に味わうことができますよ。
鹿児島のご当地グルメであるかごしま黒豚のしゃぶしゃぶを食べられる人気店をご紹介します。
■黒豚料理 あぢもり
1978年創業で、黒豚しゃぶしゃぶ発祥のお店です。
住所/鹿児島市千日町13-21
営業時間/11:30~14:30(L.O.とんかつ14:15、しゃぶしゃぶ13:30)
17:00~21:30
店休日:水曜(他不定休あり)
※店内全席禁煙です
■天文館 吾愛人(わかな)
創業は昭和21年。薩摩郷土料理のお店です。
住所/鹿児島市東千石町9-14
営業時間/17:00~23:00(L.O.22:00)
※祝日など営業時間に変更があります
定休日/なし
和牛オリンピックで1位の鹿児島黒牛
鹿児島の黒牛は、和牛オリンピックで1位を取った人気のお肉です。
2022年、5年に1度開催される全国和牛能力共進会(5年に一度行われる和牛の品評会)が開催されました。
鹿児島黒牛は全9部門ある中の6部門で1位を獲得し、さらに内閣総理大臣賞を受賞。
肉牛の部では最優秀枝肉賞を前大会に続き連覇しています。
枝肉とは、頭部、尾、蹄を切り取り、皮や内臓も取り除いたあとの肉体のことです。
この栄光ある連覇は全国で唯一、鹿児島黒牛のみ。世界からの需要も高まっており、今後ますます注目のご当地素材ですよ。
鹿児島黒牛の肉質は、きめ細やかで柔らかく、霜降りのとろける食感で、しっかりとした肉と脂の旨味を感じられることが特徴です。
肉本来の旨味を味わえるステーキがおすすめ
ご当地グルメのなかで、しゃぶしゃぶや焼肉でも、もちろん美味しい鹿児島黒牛です。
しかし、焼き方によって絶妙に変わる霜降りのとろけ方と肉の旨味を最も味わうにはステーキがおすすめです。
2年連続和牛のチャンピオンになった鹿児島黒牛の肉の実力をぜひご堪能ください!
■黒毛和牛専門店 ステーキ&肉寿司 きりしま牧場 鹿児島天文館店
独自のルートを使って仕入れるトップクラスの鹿児島黒毛和牛を楽しめます。
住所/鹿児島市千日町3-5 くらかわビル1F
営業時間/11:00~14:00(料理L.O.13:30、ドリンクL.O.13:30
18:00~22:00(料理L.O.21:30、ドリンクL.O.21:30)
定休日/日曜日
■華蓮 鹿児島店
JA鹿児島県経済連直営店で最高級の鹿児島黒牛を味わえます。
住所/鹿児島市山之口町3-12
営業時間/11:30~14:00(L.O.13:30)
17:30~22:00(L.O.21:00)
定休日/第3日曜日
焼いても冷めてもやわらかい黒さつま鶏
鹿児島県が6年もの年月をかけて、黒豚、黒牛に続き、第3の「黒」を背負うご当地の特産品として誕生した黒さつま鶏。
父親はさつま地鶏と同じ薩摩鶏と母親は黄斑プリマスロックという在来種の地鶏です。
現在、鹿児島には3種類の地鶏が生産されています。
その中でも黒さつま鶏は他の地鶏に比べて旨み成分が多く含まれていて、焼いても固くなりづらく冷めてもおいしい肉質が特徴ですよ。
さつま地鶏は気性が荒いために飼育するのが難しく食べれるようになるまでにかなりの時間とお金がかかってしまいます。
それに比べて黒さつま鶏は温厚な性格で成長するのも早いために、リーズナブルな価格で鹿児島のご当地グルメを味わうことができます。
黒さつま鶏は新鮮さが命の刺身がおすすめ
黒さつま鶏は旨み成分であるアミノ酸を豊富に含んでいます。水分量が少なく締まっていて、歯切れの良い適度な弾力のある肉質です。
鳥刺しで食べると、噛めば噛むほどに、奥深い鶏の旨みを感じられます。
もも肉やむね肉など部位によって異なる食感もぜひお楽しみください。
■地鶏の鶏膳 天文館店
自社農場直送で朝引きした地鶏を直送。鮮度抜群の黒さつま鶏が味わえます。
住所/鹿児島市山之口町2-10
営業時間/17:30~翌0:00(料理L.O.23:30、ドリンクL.O.23:30)
■地鶏・鶏料理 みやま本舗 天文館店
1991年創業。創業から伝わる、さっぱりとした味わいの自家製刺身ダレで、鶏本来の味を感じられます。
住所/鹿児島市千日町13-25 エクセレント千日ビル1F
営業時間/17:30~23:30(料理L.O.23:00)
店休日/日曜日
鹿児島のご当地スポットは海鮮も豊富!新鮮な魚料理をご紹介
鹿児島のご当地料理は、新鮮な魚を使ったものがありますよ。
鹿児島県は大部分が海に囲まれており、日本トップクラスの漁獲量です。
また、養殖業も盛んで、うなぎ、ぶり、かんぱちは日本一の生産量ですよ。
鹿児島の気候と海の恵みで育った魚を使った鹿児島のご当地グルメが盛りだくさんですね。
市場では手に入りにくいきびなご
鹿児島では市場で手に入りにくいきびなごが食べられ、行くなら是非食べて欲しいお魚です。
鹿児島県甑島(こしきしま)は本土から高速船で約1時間程度で着くご当地スポットです。
美しい瀬尾観音三滝や釣りバカ日誌のロケ地にもなった手打海岸などがあります。甑島近海ではきびなごが漁が盛んですよ。
きびなごは鮮やかな銀色のからだの側面に黒い線が1本通っていて、帯状の縞模様(しまもよう)が特徴的です。
綺麗な水の中でしか生きられず、水揚げしてもすぐに傷んでしまうので、市場に流通しにくい10センチ前後の小魚です。
鹿児島の方言で帯のことを「きび」、小魚のことを「なご」と呼ぶことから「きびなご」と呼ばれていますよ。
小さな体にぎっしりと旨味が詰まっていて、DHAやEPAなどの不飽和脂肪酸も多く健康食品としても注目されています。
新鮮なきびなごは刺身で
きびなごは小さく身が柔らかいために傷みやすい魚です。
鮮度抜群の状態でしか食べることのできない刺身は、まさに鹿児島のご当地グルメです。
ぜひ鮮度抜群のきびなごをお刺身で食べてみることをおすすめします。
口に少し残る苦味が鹿児島のお酒とも相性抜群ですよ。
九州の甘い醤油で食べるのも美味しいですが、それぞれの家庭やお店でオリジナルブレンドされた酢味噌で食べられることが多いようです。
■魚将 さかなちゃん
天然物の魚にこだわった旬のメニューが豊富。鹿児島近海で取れるご当地海の幸グルメがおいしい!
住所/鹿児島市樋之口町9-3
営業時間/11:30~13:30(団体予約の時のみ)
17:00~22:30(L.O.22:00)
店休日/月曜日
■天文館 吾愛人(わかな)
創業は昭和21年。薩摩郷土料理のお店です。黒豚や黒牛も提供しており鹿児島のご当地グルメの数々を提供しています。
住所/鹿児島市東千石町9-14
営業時間/17:00~23:00(L.O.22:00)
※祝日など営業時間に変更があります
定休日/なし
地域ごとのブランドがある鹿児島のかんぱち
鹿児島県は、各地域にご当地スポットがあります。ご当地スポットと同じように地域それぞれのブランドがあるかんぱち。
顔の正面に漢数字の八と見える線があることから「勘八」(かんぱち)と呼ばれます。
鹿児島県はかんぱちの養殖量1位で、いけすごとに養殖履歴を明確にした一貫体制で育てられていますよ。
垂水市の「海の桜勘(おうかん)」は鹿児島県産のお茶を配合した餌を使用していて、さっぱりとした味になります。
また、かんぱちに含まれるビタミンEが増加、コレステロール量が減少しました。
科学的検査をおこなった結果、魚臭さが減少したことが証明されました。
ちなみに「海の桜勘(おうかん)」は「桜島」とかんぱちの「身が桜色」であることと、勘八(かんぱち)から付けられたそうです。
鹿屋市(かのや)の「かのやカンパチ」は鹿屋市の市花である「バラ」の花びらの粉末を配合した餌を使用しています。
バラにはビタミンCやポリフェノールが多く含まれていて美容や健康に良い成分が含まれていますね。
このため新鮮でヘルシー、そして臭みが少ないカンパチになっています。
かんぱちは漬け丼がおすすめ
ほどよく脂がのったかんぱちを漬け丼にすることで醤油などの旨味成分が魚に加わり、さらに魚本来の旨味も引き出します。
かんぱちのぷりっとした食感と旨味を味わえるおススメの鹿児島ご当地魚を使ったグルメですよ。
■みなと食堂2号店 よかど鹿児島別館1F
鹿屋市(かのやし)で人気のみなと食堂の2号店です。鹿屋市漁協直営でぷりぷりのかんぱちを味わえます。
住所/鹿児島市泉町3-3
営業時間/11:00~14:00(L.O.22:00)
17:00~21:00
定休日/第2火曜日
■づけ丼屋 桜勘(おうかん)鹿児島店
鹿児島産のお茶を与えたヘルシーなかんぱちを利用しています。
住所/鹿児島市中央町2-2-16 アエールプラザ1F
営業時間/11:00~15:00(L.O.14:30)
17:00~21:00(L.O.20:30)
定休日/不定休
鹿児島ご当地グルメでおススメ!魅惑のスイーツ
さつまいもを使ったご当地スイーツや、今は全国のスーパーやコンビニで手に入る有名な氷菓子のしろくまがあります!
鹿児島県は言わずと知れた、さつまいもの生産地です。
さつまいもを使ったスイーツなど鹿児島ならではのスイーツがあり、おいしいグルメを食べた後にすっきり食べられるものが多いですよ。
おすすめのお店も一緒にご紹介しておりますで、ぜひご確認くださいね。
鹿児島のご当地スイーツはしろくまが最強
しろくまは、鹿児島に発祥のお店がある有名なご当地スイーツです。
かき氷の上に練乳をかけ、たくさんのフルーツや小豆がのったもので、その配置を見たときに白熊に見えたことからその名前がつきました。
今は全国のスーパーやコンビニでも手に入りますが、鹿児島に行ったらぜひとも本場のしろくまを食べてみてください。
■天文館 むじゃき 本店
しろくま発祥のお店です。バリエーション豊富なしろくまメニューがたくさんです。
住所/鹿児島市中央町2-2-16 アエールプラザ1F
営業時間/11:00~19:00(料理L.O.18:15、白熊とドリンクL.O.18:30)
定休日/不定休
■柳川氷室(やながわひょうしつ)
大重谷水源の源泉を長時間かけて凍らせて作った氷で作るきめ細やかなかき氷です。
住所/鹿児島市泉町13-24
営業時間/11:00~18:00
焼きたての両棒餅(ぢゃんぼ餅)で心もほっこり
焼きたての両棒餅は、鹿児島で古くから親しまれているご当地スイーツです。
みたらし団子に似ていますが、みたらし団子が串をさして焼くのにたいして、ぢゃんぼ餅はひと口サイズの餅を焼いた後に2本の串をさしたものです。
諸説ありますが、上級位の武士が腰に2本さしている姿に似ていることから「両棒餅」(ぢゃんぼもち)と名付けられたとか。
ぜひ焼きたてのやわらかいぢゃんぼ餅を食べてみてください。
■ぢゃんぼ餅 平田屋
串を作るところから提供するまでのすべての過程にこだわりを持って提供されています。
住所/鹿児島市吉野町9637
営業時間/9:30~17:00(料理L.O.16:30)
※お餅がなくなり次第終了
定休日/木曜日
■天文館 むじゃき 本店
しろくま発祥のお店です。1階の喫茶店ではぢゃんぼ餅も食べられます。
住所/鹿児島市中央町2-2-16 アエールプラザ1F
営業時間/11:00~19:00(料理L.O.18:15、白熊とドリンクL.O.18:30)
定休日/不定休
さつまいもを使った鹿児島ご当地スイーツ
整腸作用や美肌効果のあるさつまいもを使ったご当地スイーツがおすすめですよ。
鹿児島の本土の半分以上を占めるシラス台地。そこで栽培されるさつまいもは生産量日本1です。
カリウムやビタミンEなどが豊富に含まれています。
■薩摩焼芋3515(さんごじゅうご)
店の名前は鹿児島の方言で「のんびり、ゆっくり」とという意味が。
焼き芋をはじめ、さつまいもを使ったスイーツがたくさんです。
住所/鹿児島市中町4-1 1F
営業時間/11:00~19:00(料理L.O.17:30)
定休日/第1火曜日
■天文館 フェスティバロ
自社で生産した唐芋を使ったスイーツです。
レアチーズケーキなどが人気です。お土産にも喜ばれます。
2階にあるカフェでは唐芋デザートとハーブティーをいただけます。
住所/鹿児島市呉服町1-1
営業時間/1F9:00~19:00 2F11:30~19:30
まとめ
- 鹿児島県には美味しいご当地のお肉は、「かごしま黒豚」や「鹿児島黒牛」、「黒さつま鶏」がある
- 鹿児島県は日本トップクラスの漁獲量で、養殖生産量もトップクラスできびなごやかんぱちがある
- さつまいもを使ったご当地スイーツや、今は全国のスーパーやコンビニで手に入る有名な氷菓子のしろくまが人気である
鹿児島のご当地グルメはどれも魅力的な食材で、どのグルメを食べても満足していただけると思います。
鹿児島に行ったらぜひともお店に足を運んでいただき、美味しい幸せな時間をすごしていただけたら幸いです。
この記事を見られた皆様の鹿児島での旅が、良いものになることを願っています!
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