日本の米所として有名な新潟県ですが、お菓子と言われると皆さんはどんなお菓子を思い浮かべますか?
お米がおいしいので米菓は外せないかと思います。有名な亀田製菓の本社も、新潟県内にあるんですよ。
米菓ももちろん食べたいですが、せっかく新潟のお菓子を食べるのであれば米菓以外も楽しみたい!けど、何が有名なのか分かりませんよね。
新潟のお菓子は、米菓以外もおいしいうえ人気があるんです。
今回の記事は、和菓子洋菓子のジャンルに分けて新潟のご当地お菓子について紹介します!和洋関係なく人気のあるお菓子についてもご紹介しますね。
お米だけ食べて帰るのは勿体無いと思うくらいに、新潟のご当地お菓子は種類豊富ですので、新潟県に立ち寄った際は試してみてはいかがでしょうか!
新潟のご当地お菓子から人気商品を3つ紹介!
まず最初は、冒頭に紹介した和菓子洋菓子のジャンル分けが難しいけれど、皆さんに食べてほしい人気の新潟ご当地お菓子を3つ紹介します。
個包装で販売しているものばかりなので、会社などでのバラマキ用にいくつか購入してみてはいかがでしょうか。
喜ばれること間違いなしの商品ばかりなので全て買うのもアリですよ!
元祖柿の種はお酒ともよく合うピリ辛銘菓
浪花屋製菓 ショッピングサイト浪花屋製菓の公式ショッピングサイトです。
元祖柿の種は銘菓としても有名な米菓です。やはり米菓を食べないままに新潟を後にする事はできません!
ピリッとしたアクセントは、一度手を伸ばせばやめられないやみつきになってしまうおいしさです。
おつまみにもぴったりなので、お酒を飲まれる方へのお土産にはとても喜ばれるかもしれません。
加えて、日持ちのする商品でもあるので、しばらく会う予定のない方へのお土産にもいいかと思います。
おやつにもおつまみにもなる柿の種。人気のご当地お菓子となったきっかけは些細なことからでした。
もち米からあられを作っていた浪花屋製菓さんは当時、手作業で薄くスライスしたもちを何枚か重ね、小判型の金型でくり抜いて作っていました。
そんなおり、当時の社長夫人がうっかりのその金型を踏んでしまい、元の形に戻らなくなってしまった型をそのまま使用しました。
すると、歪んだ小判形が柿の種に似ていると好評を受け、そこから改良や研究を重ねたのち、今の柿の種ができあがりました。
100年もの月日を柿の種を作りにかけてきた浪花屋製菓さん。
新潟の米菓といえば、元祖柿の種と言われる程、確かな歴史を感じる新潟のご当地お菓子の一つです。
河川蒸気は小豆クリームを包んだどら焼き
菜菓亭(さいかてい) 私たちについて菜菓亭(さいかてい)について 地元新潟で育んできた歴史 1938年創業。初代福寿堂(ふくじゅどう)菓子店は 和菓子を中心に式菓子などを主に販売していました。 当時お菓子は、特別な時にしか食べることのできない存在でした。 1968年、修行を終...
河川蒸気はコーヒーにもお茶にも合う新食感のご当地お菓子です。
おいしさの秘密は、生地とクリームにそれぞれあります。
カステラ風の生地には、沖縄県宮古島産の「幻の黒糖」と言われる黒糖を使用することで、ほのかな黒糖風味が楽しめる味に仕上げています。
その生地に包まれるようにして入っているのは、粒あんに適した国内産小豆をぜいたくに使用したオリジナルのあずきクリームです。
和洋どちらにも合う食べ合わせのお菓子であることには納得の秘密ですが、名前がお菓子らしくないと思いませんか?
それは、新潟の近代交通を支えた河川を走る蒸気船に由来するからです。特徴的な半月型も、船の形に由来しています。
個包装のパッケージにも、蒸気船が描かれいるので食べながら見比べてみてはいかがでしょうか。
様々なメディアで取り上げられているうえ、第25回全国菓子第博覧会会長賞も受賞したお菓子ですので是非一度食べてみてください!
万代太鼓はふわふわ生地にクリームが詰まった定番商品
【新潟直送計画】新潟銘菓 万代太鼓 通販・ギフト - 大阪屋新潟の老舗菓子店大阪屋の看板商品「新潟銘菓 万代太鼓」。香ばしいバームクーヘンの中にしっとりとしたクリームが詰まっています。新潟のお土産と言えばこの万代太鼓をイメージされる方も多いはず!子供から大人まで幅広い年代に喜ばれるスイーツなのでさま...
万代太鼓は新潟土産の定番商品とも言われるご当地お菓子です。
年輪状に焼き上げたソフトクッキー生地に、クリームが入った筒状の形で、サクサク食感のクッキー生地とクリームの相性が抜群な甘党必見の一品です。
かと言って、中のクリームは甘すぎる事なくスッと溶けて食べやすいので、甘いものをあまり食べない人でも食べやすい味に作られています。
名前の由来は、新潟で開催される「新潟祭り」で使われている「万代太鼓」にちなんでいます。
新潟の郷土芸能であるこの和太鼓と同じように、このお菓子も新潟のお土産として長く親しまれるようにと願いが込められ名付けられました。
パッケージも、祭りで打ち上げられる花火と太鼓のイラストがよく映える、目を引くパッケージデザインです。
老若男女問わず喜ばれるお菓子なので、贈り物にもぴったりです。お盆や正月など、幅広い年代が集まる際の手土産にちょうど良いのではないでしょうか。
次実家に帰るときは、万代太鼓を買って帰ってみてはいかがでしょうか?
新潟のご当地和菓子からは地元に縁えんある3品をご紹介
この章では、新潟のご当地和菓子を3つ紹介します。
商品名やお菓子の名前を聞いたことがある方もいるのではないでしょうか?
お土産にもぴったりなお菓子ばかりなので、旅の思い出に買って帰ってはいかがでしょうか。
新潟の味を思い出すこと間違いなしのご当地和菓子ばかりです!
笹だんごは新潟名物のご当地和菓子16字
笹だんごは歴史ある新潟のご当地和菓子の一つです。
よもぎ餅を笹の葉で包み、イグサのひもでしばった香り豊かなご当地お菓子です。
一説には郷土の英雄として有名な戦国武将•上杉謙信が考案したという説がありますが、郷土料理のように庶民が考え作り出した説が有力です。
だんごの生地は、餅米とうるち米の上新粉を一定量混ぜ合わせ、水分を加えたものにヨモギと砂糖を加えてます。
この生地にあんこを包み、先述した笹で包みイグサを巻いて蒸し上げて完成です。
蒸す製法が一般的なのですが、煮る製法もあります。だんごを笹から取り出すときの笹離れが良く、笹も青々とした鮮やかな仕上がりです。
しかし、煮る段階でヨモギのせっかくの風味が逃げてしまうのと、笹とだんごの間に多量の水分が残ってしまいます。
その為、だんごの劣化が早まってしまうので、あまり一般的な製法ではありません。
種類としては、定番の粒あんとこし餡に加えて、新潟県黒崎茶豆を使用した茶豆笹だんごと、きんぴらごぼうの入った笹だんごがあります。
茶豆笹だんごは、平成20年度新潟市土産品コンクールの菓子部門にて金賞を受賞した経歴を持っています。
使用している新潟黒崎茶豆は、他にない風味と香りを持つ枝豆として全国的にも有名です。
その枝豆をおいしさを白あんに炊き込み、ほんのり塩味がさっぱりとした笹だんごです。
きんぴら入り笹だんごは、新潟では古くからお惣菜の入った笹だんご各家庭で作ってはおやつがわりに食べていた事に由来します。
私自身、笹だんごの種類がこんなに豊富なことは初めて知りました。
定番の粒あんとこし餡はもちろんのこと、きんぴら味は辛党の方にもオススメなので、まとめ買いしてみるのもいろんな味が楽しめて良いかもしれませんね!
朱露しゅろの子は佐渡島にゆかりあるトキにちなんだお菓子
新潟県観光物産株式会社|新潟県の観光と物産を総合プロデュースする会社お土産を単なる旅の証しと、私たちは考えません。その土地の歴史や風土を、少し感じて欲しいのです。差し上げる方へ、旅の感動を伝えて欲しいのです。大切なあの人の、心を込めた贈り物でありたい。だから、私たちは〝にいがた〟を「ギフト」にします。新潟へ...
朱鷺の子は、国の特別天然記念物にも指定されている鳥のトキが基となったお菓子です。
新潟県の県鳥にも指定されている鳥で、新潟県佐渡島にあるセンターで保護と飼育が行われています。
日本のトキは、2003年に最後の国産トキが亡くなった事により日本国内のトキは絶滅してしまいます。
しかし、中国から提供された個体から、子孫を人の手で増やしては自然界に放鳥を続けてきた結果、2022年現在は【480羽】まで増えました。
そんな、新潟県の象徴とも言えるトキをモデルとしたこの「朱鷺の子」は卵のように丸い見た目をしています。
ほっくりとした食感の黄身あんを、桃山生地と言われる焼き菓子で包んで焼き上げ、ホワイトチョコレートでコーティングを施してます。
商品ラインナップは、この黄身あんに加えて、栗・ルレクチェ・佐渡金銀山があります。
ルレクチェとは、セイヨウナシの一種で、日本国内では新潟県が主な産地となっています。
高い糖度となめらかな果肉、芳醇な香りが特徴的な洋ナシの味を、朱鷺の子でも楽しむことができます。
佐渡金銀山は、金や銀の産出地であった事に由来する一品です。チョコレートの上に食用金粉がかかった姿は、とても華やかで豪華な見た目です。
黄身あんを桃山生地に包んでの焼き上げは、スタンダードと同じですがホワイトチョコではなく、普通のチョコレートを使用しており、違った味が楽しめます。
新潟県の象徴とも言えるトキのお菓子「朱鷺の子」は、新潟土産で世代を問わず喜ばれる事間違いなしのご当地お菓子です。
佐渡の金の華羊かんは佐渡金山をイメージ
新潟県観光物産新潟を代表する銘菓「朱鷺の子」をはじめ、にいがたのブランド米「新之助」サブレ、その他にも海産品、お惣菜など...にいがたの魅力が詰まったお土産品・特産品の数々を取り揃えております。
金の花羊かんは、金山をイメージした金箔入りの羊かんです。
佐渡島は、先述したトキも有名ですが、金銀山でも有名です。羊かんに散りばめられた金箔が、佐渡金銀山の華やかさを彷彿とさせます。
佐渡金銀山自体は残念ながら、資源枯渇の為平成3年で操業を休止しています。
ですが、現在でも史跡の見学ツアーを受け付けているので、気になった方はこれを機に参加してみてはいかがでしょうか。
親しい方への贈り物や特別な日のお祝いにもぴったりですが、私はこのツアーに参加してこそ、この金箔入り羊かんは価値あるもののように思います。
羊かんを食べるだけで終わるのと、ツアーで金や銀の採掘現場を実際に見学してから食べるのとでは、全く違うのではないでしょうか。
見学ツアーに参加した友人や家族と、思い出を語りながら食べるのも楽しくて良いかもしれません。
旅の思い出に一箱買って帰ってはいかがでしょうか?
新潟のご当地洋菓子から名産品を使用した3品を紹介
最後は、新潟県のご当地洋菓子から3商品紹介します。
米菓以外にも新潟のお米は米粉としても使われています。巷でも米粉を使用したケーキやクッキーを目にすることはありませんか?
もちろん新潟のご当地お菓子であれば、お米以外の名産品もたくさん使用しているので色々楽しむことができますよ!
今回紹介する新潟のご当地洋菓子はこちらの3品です。
どのお菓子も新潟の特産品を使用したご当地洋菓子ばかりです。コラボ商品もあるのでこれは要チェックですね。
新之助お米クッキーは米所ならではのご当地お菓子
【新潟のお土産】新之助 お米クッキー 30個入新潟のお土産「新之助 お米クッキー 30個入」の通販ページです。新潟の道の駅「新潟ふるさと村」の公式オンラインショップ「新潟お土産ショッピング」では、新潟ならではのお土産を多数取り揃えております。新之助 お米クッキー 30個入は"新之助"の...
このお菓子は、新之助のあられ種を入れて焼き上げたサクサク食感が楽しいクッキーです。
新之助とは、新潟県で新開発され2017年に一般発売が開始したお米の品種です。
大粒でツヤがあり、コクと甘みにコクと甘みに満ちていて、コシヒカリとはまた違ったおいしさを備えたこれまでにないお米とのこと。
品種名は、「新しい」と「新潟」の「新」に、誠実で芯が強くかつ現代的でスタイリッシュな日本男児をイメージして名付けられたそうです。
歌舞伎俳優の八代目・市川新之助さんが同じ名前を持つご縁で出演されているCMも記憶に新しいかと思います。
さて、そんな先進的なお米を材料として使用している新之助のお米クッキーは、軽い食感なので老若男女問わず楽しむことができます。
お茶のお供に、お米とクッキーの組み合わせを試してみてはいかがでしょうか!
やすだのヨーグルトプリンは牛乳とヨーグルトのコラボ
龍宝堂 やすだのヨーグルトプリン | こめや丸七やすだ愛情牛乳とヤスダドリンクヨーグルトのコラボレーション 搾りたてのやすだ愛情牛乳とヤスダドリンクヨーグルトをブレンドし、生クリームを加え、ゼラチンで固めました。つるりとしたのど越しのプリンです。ドリンクヨーグルトの苦手な方でも美味しくい...
新潟県内に本社を置く神田酪農さんと、ヤスダヨーグルトさんのコラボが実現して作られたプリンです。
神田酪農さんにて搾りたてのやすだ愛情牛乳と、ヤスダドリンクヨーグルトをブレンドしたものに生クリームを加えゼラチンで固めています。
なめらかで爽やかな甘味が特徴の、つるんとしたのど越しなのでドリンクヨーグルトが苦手な方でもおいしいと好評のプリンです。
神田酪農さんとヤスダヨーグルトさんの所在地を調べてみたところ、車で約7分という近さ。ご近所さん同士のご当地コラボという事です!
新潟県酪農発祥の地で、三代続けて酪農家を営んでいる神田農家さんでは、定期的に酪農見学会も実施しております。
酪農の現場を実際に見た後は、少し車を走らせてヤスダヨーグルト工場敷地の向かいにある「Y &Y GARDEN」で買い物と軽いお食事を楽しんではいかがでしょうか?
もちろん、やすだのヨーグルトプリンのお買い忘れの無いようにしましょう!
なごり雪は降り積もる雪を連想させるお菓子
龍宝堂 なごり雪 | こめや丸七2023年10月放映のフジテレビ系ドラマ『いちばんすきな花』で“新潟土産”の一つとしてメインキャストの皆様がおいしそうに食べていたシーンが話題となったお菓子です。 米粉100%のロールカステラに、チーズクリームを巻き上げ食べやすくカットしま...
なごり雪は、米粉100%使用のロールカステラに、チーズクリームを巻いて食べやすくカットしたご当地お菓子です。
ロールカステラの生地には、特製のフロマージュクリームを使用しています。
そして、チーズクリームには先ほど紹介したやすだのヨーグルトプリンと同じ、やすだのヨーグルトが材料に使用されています。
見た目から受けるイメージ程甘すぎず、すっきりとした後味が特徴の洋菓子なので、甘いものが苦手な方でも食べやすい商品です。
かまくらを思わせるような形に巻き上げられ、カットされたサイズは、ちょうど一口サイズで食べやすいのも嬉しいポイントです。
一箱12個入りの個包装仕様なので、老若男女が集まる場にはもってこいの商品です。
個包装に描かれた、藁蓑を被った女の子は、新潟県に伝わる雪の精霊•雪わらし。パッケージにも、新潟らしさがあしらわれた可愛らしい仕様となっています。
おいしい•食べやすい•配りやすいの3拍子がそろったなごり雪。親戚だけでなく、会社への差し入れにももってこいですよ!
まとめ
- 新潟のご当地お菓子の定番商品はしょっぱい系の元祖柿の種から万代太鼓まで種類豊富
- 新潟のご当地和菓子は、佐渡島に縁ある朱鷺の子や、昔から親まれる笹だんごがある
- 新潟のご当地洋菓子は新之助クッキーや、やすだのヨーグルトプリン等コラボ商品を発売
新潟に行って見学や体験をしてこそのご当地お菓子が多いように思いました。
お取り寄せをして食べるのもおいしい事に変わりはありません。
ですが、実際に見たり聞いたりした体験後のおいしさは段違いですよ!
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